「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」@MOT東京都現代美術館 2015/07/18-10/12
MOT東京都現代美術館
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
2015/07/18-10/12
出展作家
こちらの企画で、”はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ 策)”という企画に謎の監視員として、数日参加しています。
この作品企画は、「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」という展示企画に対して、小学生や中学生に対して見せるための場所やイベントという作品企画です。
大人の方は、展示室のなかに展示されている絵そのものは見られません。高校生の姿の方は、何かを朗読することで、展示室に入室できます。外や隙間からすこし見ることが出来ます。また、展示フロアの構造物や、展示場所のルールを知ることは出来ます。
18才以下禁止の映像や、オトナの会員制倶楽部があるのなら?小中学生限定のヒミツの展覧会イベントといったところでしょうか?
びじゅつかんには、ヒミツがいっぱい!
展示されている絵は、東京都現代美術館の常設作品もあり、日を改めて、美術館の常設室で見ることも出来ます。
展示されているみえる作品は何か?と思うとき、絵を飾る壁やバリケード、会場をめぐる検閲やルールの在り方、ネット検索で伺い知れる様など、必ずしも絵が見られないというだけでなく、いくつかのレベルで見られる様があるとは感じました。
”はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ 策)”の会場、自分も数日はいるだけで、今までの様子はしらないし、自分が入らない日は入れないのでよくわかりません。 展示フロアには「謎の監視員」が日替わりで担当しています。「謎の監視員」は、研究者や学芸員やアーティストなど、自分含め様々なキャリアや職種の方がいらっしゃるようです。
「謎の監視員」によって、展示に興味持てるような、さまざまな話題、クイズ、道具など、用意しているようです。
「はじまるよ、びじゅつかん」のフロアのなかでは、ふつうに絵が展示されている部屋です。大人の方は入れませんが、入れない方は、あまり気にしないでください。
親子で来られた方は、”はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ 策)”のフロアで、途中に保護者のかたとお子さんが、別々での行動となりますが、次の会田誠の会田家フロアで待ち合わす約束をするとよいかもしれません。会田家フロアは、文章を読む作業や、映像作品が多いです。朝日新聞のニュースなどでいろいろ話題になってることもあるようです。
さまざまなお知らせや報道、来客動員や作品の価格、作品の作り方や作られ方や飾り方、全体主義など色んな考えと自主規制や検閲、つまらないこと、興味がないことなど、展覧会にまつわる様々な出来事や物事をとおして、おとなも、こどもも、よい美術作品や展覧会について考えてみましょう。
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チラシや、展覧会会場のイメージとして、ひらのりょうさんのイメージも使われています。
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」期間中、
アルフレド&イザベル・アキリザンの工作するワークショップもあるようです。
7月中の土日祝、8月中の毎日(休館日除く) *各日2回制
東京都現代美術館では、同時開催で、お子様向けに「きかんしゃトーマスとなかまたち展」、建築ファンに向けての南米の建築家「オスカー・ニーマイヤー展」、常設展「MOTコレクション 戦後美術クローズアップ」では、山下菊二、香月泰男、桂ゆき、万博破壊共闘派などの作品がならんでいるようです。
”はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ 策)”にて、自分が「謎の監視員」をするにあたり、僕が提案したプランスケッチや、会場風景など。
https://www.flickr.com/photos/takashiyamauchi/sets/72157655919548688
やまうちの「謎の監視員」スケジュール
(スケジュールは、時々更新するかもしれません。未定の予定があります。)