くにたちブローチ
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くにたちプローチについて
- 信楽粘土で整形し、泥化粧と下絵具をかけて、素焼きの焼き締めで作っています。裏側には安全ピンをつけています。国立市の陶芸工房にて制作しています。
すごく小さい意味で、国立市で作った人が、地元の人に卸し、国立市から売られるもの作りや、そういうものを介した人の繋がりが出来るような商品づくりをしたいなと考えました。基本的に国立市から商品を流していきたいと考えています。
一つのブローチの売り上げに対して、都市基盤整備のために、国立市 くにたち未来寄附 (企画部 政策経営課 財政係) 宛へ、50円の寄付金がつきます。
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国立旧駅舎について
- 1926年に誕生した国立駅舎は街のシンボルとして見られてきました。中央線の高架化に伴う、JR国立駅舎改築で取り壊されました。
今後、復原については国立市がJRに交渉しているそうで、現在復原予定は未定のようです。
古い駅舎の建材は、国立市役所(都市振興部 国立市周辺まちづくり推進室)によって管理されています。年に一度、旧駅舎建材の見学会があります。
富士見通り、旭通り、さくら通りの道を結んだ形が、旧駅舎のシルエットを模した物だとすれば、今でも、旧駅舎のイメージは国立市の地形の中に残っています。
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作者の紹介について
- 国立市に10年以上在住。美術大学を卒業後も、美術の研究制作を続けており、東京オペラシティ・アートギャラリー ”project N 27” ど、美術館やギャラリーなどで作品を発表しています。自分に関わりある地域の活動も考えて、国立市に関わりある作品作りを考えたり、地域のボランティア活動にも参加しています。
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国立旧駅舎や、くにたちブローチについての、僕の考え
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今回、国立市内の店舗に商品を卸して頂くお願いで回ったところ。
「この商品が売り上げることで旧国立駅舎の再現に関わりますか?」と問われることも多く
旧駅舎については、国立市役所 都市振興部 国立市周辺まちづくり推進室。寄付の仕組みについては、都市振興部 国立市周辺まちづくり推進室に伺いました。現状、国立市では、旧駅舎を『復元』ではなく『復原』に、こだわりがあるようです。
『復元』と『復原』は厳密には意味が違います。
『復元』は柔軟性が高く、『復原』は再現性が高いことを言うようです。
『復原』で駅舎を再現するのは、市民の財産と交渉力では、JRからの土地の買収金額や、市民負担が高くなり、もしも『復元』だったとしたら実現性は高くなります。
その意味では、現在は駅舎の『復原』企画は凍結気味のようです。僕自身は、市民負担を考えると、違う場所に道の駅でも、駅舎に看板建築でも『復元』で良いとは思いますし。完全に再現された旧駅舎そのものが無くても、元々の駅舎の形が国立市の地形の形であるなら地面に旧駅舎のイメージを見てもいいし、グッズや書籍や映像にイメージが残っていって、歴史の浅い国立市に忘れられない豊かなイメージが作られていけば良いとは思います。
その現状を受けて、現在国立市では、駅舎の復原に関わる寄付窓口はありません。
しかし、「都市基盤整備のために」「くにたち未来寄附」というものは、比較的目的が近く場合によっては、旧駅舎復原に使われるというので、僕自身の目的が完全に一致したものではありませんが、ある程度目的が近い寄付として選びました。くにたちブローチを販売するにあたり、僕が粘土をこねて焼いてたものの商品販売だけはなく、商品サービスの一部に、旧国立駅舎について話す話題づくりや、国立市への寄付を含めた商品作りをしたいなと考えています。
価格:500円
販売店:くにたち金文堂,
黄色い鳥器店, musubi, ひかりや, 国立本店 (ほんとまちふるほんいちの時のみ。詳細はtwitterなどで)
よろしくお願いいたします。
※このページは、販売店の追加や、ガイドの変更で、今後時々更新すると思います。