ひいちゃんからの手紙
2013年3月に国立市でおこなったくにたち冬芽まちあるき、このイベント後に、数人参加頂いたお子さんがいて、そのときに親御さんに、僕からのお願いで、何かしらの二次使用を前提に、冬芽の絵を描いて頂きました。
また、郵送で作品を頂いたら僕が御礼に絵手紙を返すかたちで、最初は僕も考えていました。
さらに、参加頂いた子の中で、ひいちゃんという小学校低学年の女の子が、どんどん色々送ってくれて、僕も凄く面白く、お互い出来る都合とタイミングで、いろいろ送りあったりして、僕も色々アイディアやヒントを教わったりしています。
ふゆめまる。まず最初に送られてきた絵。封筒にどっさり入っていました。船、そうか冬芽は、船に乗るのかと。 | サンショウ駅。最初に送られてきた絵。冬芽は電車で移動するのかと。みどりの窓口も、あります。 |
ポストカードぐらいの紙に、ボールペンで描きました。画風や内容として何時の時代、恐竜がいたり、飛行機が飛んでいたり、何処の風景か判りにくい様式で、太陽の塔を「ふゆめの塔」として紹介して、「ふゆめまる」を描き入れたり、裏側に、アレクサンダー大王がワクワクの木を見つけたとか、そういう話を描きました。 | 僕が送ったポストカードから、彼女が色々ストーリーを想像したようで絵本を書いてくれました。それをお話を編集したり製本し直して送りました。タイトルは「おおきな おおきな ふゆめのとう」アレクサンダー大王や、冬芽の塔がでてきます。 |
最初に送られてきた「ふゆめまる」絵本にも出てきて印象的だったので、陶芸で船を作って送りました。 | 「ふゆめのきょうだい」彼女の絵本の主役のキャラクターです。アジサイの冬芽のようです。絵本に書かれた絵を元に、Tシャツ図案を考えました。現在TEEPARTYで誰でもオーダー出来ます。 |
タラヨウという木が「葉書の木」「郵便局の木」と言われるようで、引っ掻いたら便箋になることを教わりました。 | そこから、僕も送り返してみました。更に住所を書き入れて、定形外郵便120円の切手を貼って送ると送れるようです。切手を含め記入出来る場所がせまいので、そこに住所と内容を書くのに少々苦労します。 |
お手紙で、最初「ふゆめのとう(太陽の塔)」を紹介したとき。ひいちゃん自身も、岡本太郎の太陽の塔のことは知るまいと思っていました。当時は知らなかったようですが、その後、太陽の塔の内部を来年度公開の最近のニュースを新聞で見つけたようで、現実に行けそうなところにあるんだと知って驚いていたようです。ちなみに、ひいちゃん好きな食べ物は、キクラゲだそうです。
僕も、出来た物が、いろいろ面白いなとおもいつつ、彼女もインターネットをしない小学校低学年で、お手紙という媒体メインで、どのくらい公開して良い話題が迷いますが、最近こういう出来事があります。