カオス*ラウンジSIX 2014/08/22 – 09/07 at ビリケンギャラリー
アートというものは外来の文化で、生涯学習の話題の一つ、基本的には人類や人間感について聖書や哲学などの考察に付随するもの。
そういう文化を需要する人々の考えを、アジアにいる人は学習する必要があるものと感じる方が必要とするものです。
アートの作品は、作る人、流通や飾る人、見る人の間で、作るもの、発展するものと考え。もちろんそういう文化を必要としないで過ごす方はいますし、アジアにはアジアの文化があるので特別に知る必要ない事柄もあるし、アートを必要ない方々もいらして当然の文化と考えます。
アートと美術は、イコールでは無いものです。
アートは外来文化、美術というのは日本の視覚文化の一ジャンル、
アートがローカライズされた文化が美術で、
アートと美術は、互換性があるが完全な翻訳や移植が、できないものです。
美術という言葉は、恋愛や小説の言葉の由来と同じように、明治以降の日本の歴史が浅い文化といっても、それ以前の文脈や、創作の歴史はあります。また、美術といわなくとも、広告や、動画、漫画、デザイン、ショービジネス、同人活動、地域活動、教育活動などに、創作性ある文化そのものはあって。アートという文化は、そういう文化を需要できる社会のなかでの話題の文化一つであって、アートという文化に全ての視覚的文化が全て収まるものでもなく、視覚的文化の中にアートがあり、そういう世界観の中に自分がいると考えて自分で出来ることを色々考えています。
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「カオス*ラウンジSIX イメージの他力本願」
2014年8月22日(金)- 9月7日(日)
2014年「カオス*ラウンジ」5周年を迎えました。
そしてビリケンギャラリーでは6度目開催のグループ展です。
参加作家
あいそ桃か / 秋國まみ / あやの / あらた / 荒渡巌 / 胃炎 / 一輪社 / 今井新 / 梅ラボ / SY / オソソ ミアロ / かなみとも / 蚊に / ク渦群 / 乙うたろう / KOURYOU / 竹下美汐 / TYM344 / どぅび / 中島うすけ / 仲山ひふみ / 名倉聡美 / ななしろ / 七瀬桃蚊 / 新関創之介 / はいゆに / 東麻奈美 / 久松知子 / 藤城嘘 / makosick / 三毛あんり / 巡 / ×□ / 柳本悠花 / 山内崇嗣 / リリカルロリカル / 麟太郎 / レベッカ / その他
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そんなこんなで、カオスラウンジという展覧会に参加しています。
ボーダレスアートというより、いろんな意味でボダな視覚創作の展示会の趣があるかもしれません。
僕個人的には、自分より下の世代から学びたいと思うこともあり参加しています。
あと、自分がカオスラウンジに参加する場合、比較的高価でない作品の用意を考えていて、今回出品した、お皿類と、小物の土人形があり、お皿類は既に完売してしまいました。
もしかしたら、場合によって作品追加も考えています。
会場のビリケン商会は怪獣ソフビやセルロイド、昭和の玩具の老舗で、店舗の怪獣ソフビを眺めて、ブルマァクと言わずとも、作者や会社が不明なパチもの怪獣ソフビは、達磨やこけしのような日本の郷土玩具になっていくなと感じました。そういう郷土玩具、作者は確実にいるのだけど、一人の天才には作れない、無名の人々による、ちょっとぬるいけど面白い様式美というのは、これからの時代、何処かの地域でも作られ続けるのだろうと思いました。それが何処かの会社組織や、部落、ネットの果ての何処かか?知りませんが。なんとなく、自分が郷土玩具っぽく感じるものを作って飾って売ってます。是非、おこしください。
https://www.flickr.com/photos/takashiyamauchi/sets/72157646485511948/